子どもが成長するにつれて、親同士の関わりもどんどん増えていきますよね。
特に幼稚園・保育園や小学校に通い出すと、「ママ友」という独特な人間関係が避けて通れなくなってきます。
もちろん気の合う人と出会えることもありますが、中には「ちょっと待って、それはやりすぎじゃ…?」と思ってしまう「過保護すぎるママ友」も存在します。
同じように悩んでいる方が少しでも「わかる!」と思える内容になれば嬉しいです。

私(筆者)は、2014年生まれと2018年生まれの2人の娘の母です。
私ができる範囲で無理なく、できるだけ楽しく子育てをしていきたいと思っています。
- 過保護なママ友の典型的な言動や、関わることで生まれる問題点
- 過保護な子育てが子どもに与える影響やリスク
- トラブルを避けながら距離を取るための具体的なステップや心構え
- よくある疑問に対する適切な対処法や、注意すべき言動のポイント
過保護すぎるママ友がめんどくさい理由


- 過保護すぎる親の特徴は?
- 過保護なママ友のうざいエピソード例 小学生版と中学生版
- なぜ関わると「めんどくさい」と感じるのか
- 過保護に育てられた子どもの特徴は?思わぬ弊害とは?
過保護すぎる親の特徴は?
以下は、過保護な親に見られる典型的な行動です:
- 子どものすべての行動を管理・監視する
- トラブルや失敗を事前に回避させようとする
- 他人との比較や競争に過敏に反応する
- 子どもに決定権を与えない
文部科学省の調査によると、子どもの自主性を奪う過干渉な養育スタイルは、自己肯定感や社会性の発達に悪影響を及ぼすことが報告されています(出典:「子どもの学びと成長に関する調査研究」)。
過保護なママ友のうざいエピソード例 小学生版と中学生版
小学生版
- 他の子どもに「うちの子に危ないことさせないで」と口出し
- 連絡帳の内容に逐一クレーム(「こんな言い回しは誤解を招く」など)
- 子どもが先生に叱られたことを大問題として校長に直談判
- 授業参観後、先生に長時間クレームを言う
- イベントで「うちの子が目立たないのはおかしい」と抗議
- わが子がトラブルを起こしたのに、他の子のせいにする
中学生版
- 登下校に毎日ついてくる
- 部活動の顧問に「もっと見てあげて」と個別に要求
- 定期テストの点数を他の親と比較して騒ぐ
- SNSで子どもの友達関係を監視し、口出しする
- 先生や学校への要望をママ友連携で押し通そうとする
- 「塾で一緒にさせて」と勝手に子ども同士の予定を決める



これを書いてて、自分も改めて気を付けないとな・・と思いました。
なぜ関わると「めんどくさい」と感じるのか
過保護なママ友と関わると、次のようなストレスが生まれます:
- 自分の子育てを否定されているように感じる
- 対話が一方的で、会話に自由がない
- 情報共有を通じて自分や子どものプライバシーが侵害される
過保護に育てられた子どもの特徴は?思わぬ弊害とは?
主な特徴
- 自己決定力が弱く、自分で考えて行動することが苦手
- 新しい環境への適応が遅い
- 他者との衝突やストレスに弱い
思わぬ弊害
- 大人になっても親の意見に依存する傾向
- 他人に責任を押し付ける
- 他人と協調できず、孤立することも
発達心理学の研究では、過干渉が子どもの問題解決能力やレジリエンス(回復力)を妨げるとされています(出典:American Psychological Association)。
過保護なめんどくさいママ友との上手な距離のとり方


- なぜ適度な距離感が必要なのか
- 具体的な対応ステップ
- コツ①:感情的にならず、淡々と接する
- コツ②:関係をゼロにしなくてもいいと割り切る
- コツ③:「うちはうち」のスタンスを大切に
- 注意点①:SNSでの不用意な発言に注意
- 注意点②:子ども同士を巻き込まないよう配慮
- 過保護すぎるママ友がめんどくさいと思ったら まとめ
過保護なママ友とストレスなく付き合うには、適切な距離感を保つことが大切です。
なぜ適度な距離感が必要なのか
- 無理に合わせると自分の子育てに自信がなくなる
- 感情的な摩擦が増えやすくなる
- 距離を置くことで冷静な関係が維持できる
具体的な対応ステップ
- 相手の言動が本当に「過保護」なのかを冷静に観察(あれ?と思ったら一歩引いてみましょう)
- 他のママ友の意見も参考にして判断する
- グループLINEの返信頻度を落とす
- プライベートな話題を控える
- 会話はあいさつ程度で済ます
- 信頼できるママ友や先生に相談する(仲良くできるママ友との関係は大切に!)
- 誤解を防ぐために、トラブルの経緯を簡単に伝えておく



信頼できる相手であればOK。ただし相手がどう考えているかは相手にしか分かりません。「悪口」ではなく「困っていること」として冷静に共有することが大切。相談することで孤立を避けることができます。
コツ①:感情的にならず、淡々と接する
- 相手が過剰に反応しても冷静を保つ
- 否定せず「そうなんですね」と受け流す
コツ②:関係をゼロにしなくてもいいと割り切る
- 挨拶や行事など必要最低限の関わりでOK(明らかな無視は自分にも周りにも結果、悪影響の可能性がある)
- 距離をとっても「敵対」しない
コツ③:「うちはうち」のスタンスを大切に
- 子育て方針は各家庭で違って当然、そういう考えもあるんだなと冷静に見る
- 他人の評価より、自分と子どもの納得感を優先する(自分のストレスを減らせているかを都度確認)
注意点①:SNSでの不用意な発言に注意
- 遠回しな愚痴も相手に伝わる可能性あり
- スクリーンショットで拡散されることもあるため慎重に
注意点②:子ども同士を巻き込まないよう配慮
- 親同士の関係と子どもの関係は別問題、子供同士が仲良いのはそれで良い、見守る
- 子どもの様子に変化がないか観察する
- 子どもに悪口を聞かせたり、巻き込むのは避ける
過保護すぎるママ友がめんどくさいと思ったら まとめ


- 過保護なママ友は、他人の家庭や子育てにも過剰に干渉しがちでストレスの原因になる。
- 特徴としては、子どもの行動を細かく管理し、失敗や危険を極端に避ける傾向がある。
- 小学生・中学生の子どもを持つママ友には、それぞれ異なる「うざい」言動が見られる。
- 関わると「否定されているような気分」や「プライバシー侵害」を感じて疲弊しやすい。
- 過保護な親に育てられた子どもは、自立心や対人スキルが育ちにくく、将来に弊害が出る。
- 対応の第一歩は、相手の言動を冷静に観察し、必要以上に反応しないこと。
- 徐々に距離をとるには、LINEの返信頻度を下げたり、プライベートな会話を控えるのが効果的。
- 感情的にならず、「うちはうち」と割り切る姿勢が重要。関係を完全に断つ必要はない。
- SNSの発言や子どもを巻き込む対応には特に注意が必要。
- 自分と子どもの様子を確認し、必要なら信頼できる人に相談する。



私自身、子供が保育園や小学校低学年の頃は結構過保護な育て方をしていました。子供が軽度の発達障害があることもあり心配だし、親としてどこまで介入するべきなのか本当に分かりませんでした。子育てってどこかで習う訳でもないし、子供をとにかく尊重しすぎる毎日でした。私は周りのママさんからめんどくさい人だな、と思われていたかもしれません。
最近は、周りのママさんの言動を冷静に見ることができて、その過保護ぶりに「え?」となることもあるし、自分の子育てへの向き合い方が少し変われたなと感じることも増えました。
子供にはひとりで自立して生きていってほしいので、親としてできることを模索しながら努力していきたいです。
読んでいただきありがとうございました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。