6歳になると、子どもは自分の意思や感情を強く表現し始める時期です。
「幼稚園・保育園に行きたくない」と毎朝言われると、親としては心配や焦りが募りますよね。
でも、実はこの年齢特有の理由があることをご存知ですか?
この記事では、6歳児が保育園を嫌がる主な理由と、親子で試せる簡単な対処法を7つご紹介します。
ちょっとした工夫で、朝の時間がスムーズになり、子どもの不安や嫌がる気持ちも和らぐかもしれません。ぜひお試しください!
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私(筆者)は、2014年生まれと2018年生まれの2人の娘の母です。
私ができる範囲で無理なく、できるだけ楽しく子育てをしていきたいと思っています。
- 6歳児が保育園を嫌がる原因とその理由について理解できる。
- 親ができる7つの具体的な対処法を知ることができる。
- 効果的な声掛けやタイムマネジメントのコツを学べる。
- 保育士との連携や専門家に相談するタイミングが分かる。
6歳児が「保育園に行きたくない」と言う理由とその重要性


- 6歳が保育園を嫌がるのは普通のこと?精神的な特徴は?
- 子どもが保育園に行きたくない理由とは?
- 保育園を嫌がる6歳児への理解が大切な理由
- 6歳児の感情は性格によって違う?
6歳が保育園を嫌がるのは普通のこと?精神的な特徴は?
6歳になると、子どもは自分の感情や考えを明確に表現するようになります。
この年齢は、発達心理学では「自我の芽生え」と呼ばれ、自分の意思を通そうとすることが多くなります。
子どもが「保育園に行きたくない」と言うのはこの自我の発達の一環であり、珍しいことではありません。
また、6歳は小学校入学前の準備期で、新しい環境への不安や友達関係に敏感になる時期でもあります。
子どもが保育園に行きたくない理由とは?
子どもが保育園に行きたくない理由はいくつか考えられます。
- 人間関係の悩み:友達とのトラブルや、特定の友達がいなくなるなどの理由。
- 環境の変化:新しいクラスや先生に対する不安。
- 親との分離不安:親と離れることに対する抵抗感や寂しさ。
- 体調不良や疲れ:十分な睡眠が取れていない、体力が落ちている時期。
- 遊びや活動に対する興味の低下:保育園での活動に対するモチベーションの低下。
これらの理由は、保育園での時間がストレスと感じられる状況に繋がることが多いです。
保育園を嫌がる6歳児への理解が大切な理由
子どもが保育園に行きたくないと言うとき、親がその気持ちを理解することは非常に重要です。
無理やり行かせると、子どもはさらに抵抗感を強めたり、不安感が増す可能性があります。
親が子どもの感情に共感し、サポートすることで、子どもはより安心感を得て前向きな行動を取りやすくなります。
親子の信頼関係を築くことで、保育園での不安を少しずつ軽減させることができるのです。
6歳児の感情は性格によって違う?
子ども一人ひとりの性格は保育園に対する態度に大きく影響します。
- 内向的な子ども:他の子どもたちとの集団生活に抵抗を感じることが多く、環境の変化に敏感。
- 外向的な子ども:保育園自体を楽しむことが多いが、特定のトラブルや疲労によって嫌がることも。
- 神経質な子ども:細かな変化やルールに過敏に反応し、行きたくないという気持ちが強くなることがある。
性格によって対応方法が異なるため、子どもの気質を理解することが対処法を考える上で大切です。
6歳児の「保育園行きたくない」に対処する方法・コツ


- 具体的な7つの方法
- 叱らずに共感を優先する
- 無理に押し付けない柔軟な対応
- 保育士と進捗を確認する
- 家での様子と保育園での様子の違いを見極める
- 言うことを聞かない子供に疲れたら?
- 6歳の「保育園行きたくない」対処法7選!今すぐ試せるコツまとめ・私の意見
具体的な7つの方法
1 | 朝のルーティンを整える | 6歳児は、朝のルーティンが整っていると安心感を持ちやすくなります。 例えば、決まった時間に起きる、朝ごはんを一緒に食べるなどの規則的な習慣は、保育園に行く準備をスムーズにします。 朝の準備が落ち着いていると、心も落ち着き、登園へのハードルが下がります。 |
2 | 余裕を持った準備を心がける | 朝の準備は時間に追われるとストレスになりやすいです。 10分~15分の余裕を持って行動することで、子どももゆったりと準備できます。 また、保育園までの道のりを楽しむように散歩をしたり、話をする時間を作ることも有効です。 |
3 | 保育園での楽しみを見つける工夫 | 子どもにとって保育園は遊び場です。 行きたくないと言う場合、保育園で楽しみにできることを話し合うと効果的です。 例えば、「今日は誰と遊ぶのが楽しみ?」や、「どの遊びが好き?」と聞くことで、ポジティブなイメージを与えることができます。 |
4 | 不安や寂しさに寄り添う言葉掛け | 子どもが不安や寂しさを感じている場合は、共感してあげることが重要です。 「行きたくないよね、わかるよ」と共感の言葉を使い、「ママも寂しいけど、保育園で楽しいことがいっぱいあるよ」といった、安心感を与える言葉掛けを意識します。 |
5 | 短時間のコミュニケーションで安心感を与える | 保育園に行く前に、親が短時間でも子どもと目を合わせて話をしたり、ハグをするなど、短くても心のつながりを感じられるコミュニケーションを取ると、安心して保育園に向かうことができます。 |
6 | 小さなご褒美でやる気を引き出す | 簡単なご褒美制度も効果的です。 例えば、「今日もがんばって保育園に行ったら、一緒に好きなゲームをやろう」といった、親子で共有できる楽しみを提案することで、やる気を引き出すことができます。 |
7 | 保育士さんと連携してサポートを受ける | 保育士さんとのコミュニケーションは重要です。 子どもの状況を伝えたり、保育士さんのアドバイスを聞くことで、より効果的なサポートが期待できます。 保育士さんが子どもに特別な配慮をしてくれることもあります。 |
叱らずに共感を優先する
無理に叱ったり、「行かなきゃダメ!」と言うと、逆に子どもの抵抗感が強まることがあります。
共感しながら対話を重ねることが大切です。
無理に押し付けない柔軟な対応
時には休むことも選択肢に入れてあげることで、子どもの信頼感を得ることができます。
無理に登園させるのではなく、子どものペースに合わせた対応を心掛けましょう。
保育士と進捗を確認する
子どもが保育園でどう過ごしているか、保育士さんと連絡を取り合い、進捗状況を確認しましょう。
日々の様子を聞くことで、不安要素が減ります。
家での様子と保育園での様子の違いを見極める
子どもが家では元気でも、保育園では違う態度を見せることがあります。
両方の環境での子どもの様子をしっかり把握することが大切です。
言うことを聞かない子供に疲れたら?
一人で抱え込まず、パートナーや友人に相談したり、子育て支援センターを活用することが大切です。
少しでもリフレッシュの時間を取ることが、子どもとの向き合い方に良い影響を与えます。
6歳の「保育園行きたくない」対処法7選!今すぐ試せるコツまとめ・私の意見


まとめ
- 6歳児が「保育園に行きたくない」と言うのは、成長過程でよくあること。
- 子どもが保育園を嫌がる理由には、友達関係や環境の変化、分離不安などがある。
- 親が子どもの気持ちに共感し、理解することが重要。
- 子どもの性格によって、保育園への抵抗感が異なるため、個別対応が必要。
- 朝のルーティンを整え、余裕を持った準備が登園へのスムーズさにつながる。
- 保育園での楽しみを見つけることで、前向きな気持ちにさせる。
- 不安や寂しさに寄り添う言葉掛けが、子どもの安心感を高める。
- 小さなご褒美制度が、子どものやる気を引き出す効果がある。
- 保育士との連携を図り、子どもの状況を把握して適切なサポートを提供する。
私の個人的な意見
私にも6歳の娘がいますが、一時期登園拒否のような状態になりました。
理由は分かっていて、当時小学校2年生の長女の五月雨登校です。
兄弟の影響は大きく、「お姉ちゃんだけ休んでずるい」となってしまいました。
その時は私自身余裕が無さ過ぎて、どうしたらいいかも分かりませんでした。
でもそこを乗り越えて今思うことは、私だって子育て初めてだし、この子達に一番ピッタリな子育てを誰かが教えてくれる訳ではない。
だから、うまくいかなくても仕方ない。
今気づけたんだから良かった、ここから修正していこうと思えました。
きちんとルールを決めて、親である私もルールを守り、健全な親子関係を作っていく・・
これは本当に大切なことだなと感じています。
イライラすることももちろんたくさんありますけどね、でも前よりは子育てがやりやすくなりました!



読んでいただきありがとうございました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。