6歳のお子さんが些細なことで泣いてしまうことに、悩んでいませんか?
友達と遊んでいても、注意しただけで涙を流すことが増えてきた…そんな状況に戸惑う親御さんは少なくありません。
しかし、泣くことは子どもにとって大切な感情表現のひとつです。
では、どうして6歳になると、こんなにもすぐに泣いてしまうのでしょうか?
本記事では、6歳の子どもが泣きやすくなる理由と、親ができる具体的な対処法を5つご紹介します。

私(筆者)は、2014年生まれと2018年生まれの2人の娘の母です。
私ができる範囲で無理なく、できるだけ楽しく子育てをしていきたいと思っています。
- 6歳児が泣きやすくなる原因と心理的背景。
- 親ができる具体的な対処法や対応のコツ。
- 泣きやすさが長期間続く場合の対処法や専門家の相談の必要性。
- 泣いた後の対応方法や感情を肯定する重要性。
6歳がすぐ泣く理由とは?


- 6歳児がすぐ泣くのは自然なこと
- 泣くことの役割と心理
- いつになったら泣きやすさは改善されるの?
- 泣き虫な子の原因は何ですか?
6歳児がすぐ泣くのは自然なこと
6歳は、子どもの心の発達が急激に進む時期であり、感情のコントロールがまだ完全ではありません。
泣くことは自然な感情表現であり、決して悪いことではありません。
親は「泣く=問題」と捉えるのではなく、子どもが自分の感情を理解し、表現するための手段として受け入れることが大切です。
泣くことの役割と心理
泣くことは、子どもが内面のストレスや不安を解消するための自然な反応です。
感情が高ぶったとき、泣くことで精神的な緊張がほぐれ、リラックスする効果があります。
また、泣くことで親や周囲からのサポートを求めるサインにもなっています。
泣くことにはストレスを軽減する効果もあるので、感情の調整に役立つとされています。
いつになったら泣きやすさは改善されるの?
子どもによって異なりますが、小学校低学年頃には感情のコントロールが少しずつ改善されていきます。
やることやったら、後は焦らずに子どものペースに合わせて声をかけていくようにしましょう。
泣き虫な子の原因は何ですか?
自我の発達と情緒のコントロール
6歳頃になると、子どもは自我が強くなり、自分の意見や欲求をしっかりと持ち始めます。
さらに、言葉を使って自分の感情を表現する能力が発達してきますが、まだ完全ではありません。
うまく自分の中で管理できず、自己主張がうまくいかないときや思い通りにいかないときに泣くことがあります。
これは、自分の欲求が満たされない時や、状況にどう対応すれば良いか分からない時のフラストレーションに対処するための一時的な反応です。
環境の変化やストレスの影響
学校に通い始めるなど、新しい環境や社会的なプレッシャーも6歳児が泣きやすくなる原因です。
例えば、友達とのトラブルや先生からの指導に対して敏感に反応することがあります。
大人から見ると小さな出来事でも、子どもにとっては大きなストレス源となり得ます。
「もう年長だから」「もうすぐ小学校だから」とプレッシャーを感じる場面が多いのかもしれません。
身体的疲れや体調不良が原因の場合
6歳の子どもは、身体的な疲れや病気の影響で感情が不安定になることがあります。
疲れや空腹、不調が原因で、些細なことで泣いてしまうこともあります。
適切な睡眠時間や栄養管理が、情緒の安定に重要です。
すぐ泣く6歳への対処法とコツ


- 親ができる5つの対処法
- 思い通りにならないと泣く子への対処のコツ5つ
- 泣き止んだらどう対応するのがいいのか
- 学校や友達とのトラブルが原因の場合はどうすればいい?
- 親がイライラしたり、子をうざい・・と思ってしまったら?
- 6歳がすぐ泣く理由はこれ!親ができる対処法5選まとめ・私の意見
親ができる5つの対処法
感情に共感してあげる | 「悲しかったんだね」「それは辛いね」といった言葉で、子どもの感情に寄り添います。 共感することで、子どもは安心感を得ます。 |
冷静に対応する | 子どもが泣いている時、親が焦ってしまうと子どももさらに不安になります。 落ち着いて対応することが大切です。 |
適切なタイミングで安心させる | 泣き始めた直後ではなく、少し感情が落ち着いてきたタイミングで、抱きしめたり、そばに寄り添うことで安心感を与えます。 |
自己表現を促す方法を教える | 子どもが言葉で感情を表現できるようにサポートします。 「どんな気持ちだったの?」と尋ねることで、言語化の練習ができます。 |
原因を一緒に探る | 何が子どもを泣かせたのかを一緒に考えることで、原因を特定し、次回の対策を考えることができます。 |
思い通りにならないと泣く子への対処のコツ5つ
泣いた後に感情を振り返る時間を持つ | 泣き終わった後、何が原因だったのか、どう感じたのかを一緒に話すことで、子どもが感情を理解し、コントロールできるようになります。 |
穏やかな声と表情で接する | 親の穏やかな態度は、子どもの不安や興奮を鎮めます。 穏やかな口調で話しかけることが大切です。 |
無理に泣き止ませようとしない | 泣くことは感情の発散手段でもあるため、無理に泣き止ませようとすると、かえって子どものストレスが増すことがあります。 |
叱らず、否定せずに感情を受け止める | 泣くこと自体を否定したり、叱ったりすると、子どもは感情を押し込めてしまう可能性があります。 泣くことは悪いことではないと伝える姿勢が大切です。 |
泣きやすさが長期間続く場合は専門家に相談 | もし泣きやすい状態が長期間続き、日常生活に支障をきたすような場合は、専門家のアドバイスを受けることも一つの選択肢です。 |
泣き止んだらどう対応するのがいいのか
楽しい話題に切り替える
泣いた後は、気持ちを切り替えるために、楽しい話題やアクティビティに切り替えます。
例えば、子どもの好きな話やゲームなどを提案します。
褒めて自信を持たせる
泣いた後に感情を言葉にできたら、その努力をしっかり褒めてあげましょう。
「よく頑張ったね」「話してくれてありがとう」と声をかけることで、自己肯定感が高まります。
学校や友達とのトラブルが原因の場合はどうすればいい?
学校や友達とのトラブルが原因で泣いている場合、子どもから詳しく話を聞いてサポートすることが大切です。
必要であれば、先生や他の保護者とも連絡を取り、問題解決に努めましょう。
親がイライラしたり、子をうざい・・と思ってしまったら?
親も人間ですから、イライラしてしまうことは避けられません。
そういった時は、
・深呼吸をして心を落ち着ける
・少しその場を離れて冷静になる時間を持つ
ことも大切です。
育児に対するプレッシャーが強い場合、サポートを求めるのも良い方法です。
6歳がすぐ泣く理由はこれ!親ができる対処法5選まとめ・私の意見


まとめ
- 6歳児が泣きやすいのは感情の成長過程であり、自然なこと。
- 泣くことで子どもは感情を表現し、ストレスを解消している。
- 自我の発達や環境の変化が、泣きやすさの原因となることが多い。
- 身体的な疲れや体調不良も泣きやすくなる原因となる。
- 親は感情に共感し、冷静に対応することが重要。
- 泣くことで自己表現の練習を促し、原因を一緒に探ることが有効。
- 無理に泣き止ませるのではなく、穏やかな態度で接することが大切。
- 叱らずに感情を受け止め、泣きやすさが続く場合は専門家に相談する。
- 泣き止んだ後は楽しい話題に切り替え、褒めて自己肯定感を高める。
- 長期間泣きやすい場合は、学校や友達のトラブルが原因となることもあり、対応が必要。
私の個人的な意見
次女は保育園児ですが、保育園でもよく泣いているようです。
少しずつ我慢できることも増えてきましたが、どうしても悔しさだったりは我慢できない様子です。
長女は小学2年生の末頃から落ち着いてきたので、次女もそのくらいには落ち着くかなとは思っています。
私は、次女が「こんなことで・・」ということで泣いた時には、次回泣かないための対策を自分で考えて言わせるようにしています。
怒ったり拗ねたりしているとすぐには難しいのでタイミングは大切です。
他の子は上手にスルーできているのに、我が子はなぜスルーできずにこんなに泣いているんだろう?と思うこともあります。
でも、成長は人それぞれですし、親としてできることをトライ&エラーでやっていくしかありません。
本当、子育てって難しいですね・・。
一緒に頑張りましょう!



読んでいただきありがとうございました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。